おりおりの猫1

ホウトン(パソコンで字が出てこない)は、世界の猫好きが集まる台湾の猫村です。台湾鉄道のローカル線で台北駅から各駅停車で12駅目、駅を降りるともう公衆電話の台に猫がいる。村への連絡橋にも猫がいる。村にはいたるところに猫がいて、猫カフェも猫グッズ店もある。鉄道線路の上からランタンを飛ばすので有名な観光地、シーフェンに近く、もっと観光客の集まるキュウフンへの途中ということもあって、猫好きが立ち寄るのですね。

毅然としたこの猫は、家にはちゃんとご飯があるんだ、と主張しています。だからここでは食べものをくれなくていいよと。

世の中こんなもんで委員会 2023年5月21日

核兵器のない世界へ?

岸田文雄さんは一昨年、『核兵器のない世界へ』という本を書いています。「『核兵器を世界から全て無くす』という戦いにおいて、人類がいつの日か、力を一つに合わせていくことができないはずがない、と私は信じています。」と「はじめに」に書いている。さすが広島地盤と思ったら、じつは二世議員で東京生まれ、東京育ち。核兵器をなくすための道筋をつけてくれるかと、G7広島サミットに期待するほうがバカだったのかも。「いつの日か」は遠い遠い未来のことだったのですね。

バイデンさんたちは広島平和記念資料館を見学して、被爆者の証言を聞いたけれども、合わせて40分だったそうです。広島を訪れる修学旅行生たちよりも短い。「強烈な印象を受けた」などのコメントは事前に準備していたかも。

米国の大統領はいつでも、核攻撃の命令を出せるような機器の入った「核のフットボール」とか「核のボタン」と呼ばれるブリーフケースを随行員に持たせていますから、バイデンさんも当然、これを携えて平和資料館入りしたのでしょう。

5月19日にサミットで採択された「’核軍縮に関するG7首脳広島ビジョン」という文書、読んでみました。7カ国語での発表でなく英語だけが正文で日本文は外務省仮訳、というのもひっかかるけれども、中身はもっと変。ロシアに核兵器を使うなと冒頭で述べて、中国と朝鮮に核拡散防止条約を守って核実験はするなと書いている。G7に参加している米英仏はもちろん核保有国で、日本もNATO参加国もみんな核共有あるいは核の傘の下にいるわけですよね。核兵器で身を守っている国々が、中朝ロの核だけは許さないと世界を分断している。

文書は核兵器禁止条約にはまったく触れていません。核軍縮は言うけれども、どのように、いつまでにどれだけ核兵器を減らすのかという道筋も目標も、まったく書いていません。これでは広島・長崎の人々ががっかりするのもアタリマエ。

練馬区議選結果 のむらさん再選!

4月23日の練馬区議会議員選挙で、私たちの応援する、のむら説さんがめでたく再選されました。みなさん、ご支援ありがとうございました。選挙結果のデータは以下のチラシに掲載されたとおりです。