キューバ、サンタ・クララの猫。おまえは革命派か、軍事政権側か、と厳しい眼で問い質しているようです。下に敷いている新聞「フベントゥ・レベルデ」はキューバ共産主義青年同盟の機関紙。
サンタ・クララは首都ハバナから約300キロ東の町です。1958年12月にゲバラの率いる革命軍がバティスタ政権軍の装甲列車を襲撃して成功し、多くの武器を奪ってキューバ革命勝利への道を開いた場所。ゲバラの遺骨が眠る霊廟があり、巨大な銅像があります。
キューバで「老人と海」を書いたヘミングウェイも猫を溺愛したとか。
世の中こんなもんで委員会 2023年8月16日
つつじ公園が荒れている
練馬駅北口の平成つつじ公園は、もとカネボウ(鐘ヶ淵紡績)の工場跡地でした。多角化に失敗したカネボウの経営が破綻したあと、工場跡地を買い取った練馬区は、ここに文化センターを建設し、1994年に平成つつじ公園をつくりました。
この公園について、練馬区HPでは次のように書いています。「公園には、およそ600品種10,000株のツツジの仲間が植えられています。久留米ツツジを中心に平戸ツツジ、霧島ツツジ、野生種、サツキツツジ、アザレア、シャクナゲとバラエティーあふれるツツジの仲間が集められています。この収集、栽培にあたっては、久留米市および財団法人久留米市世界つつじセンターに協力いただきました。」
なるほど、だから久留米系の品種が多いのですね。ツツジもシャクナゲもサツキも同じツツジ属の仲間、アザレアは欧米で改良された品種群です。九州のミヤマツツジや全国の山中で見られるヤマツツジのような野生種から、江戸時代にツツジの多彩な品種がつくられました。平戸系は武家屋敷での自然交雑から生まれたと言われます。
平成つつじ公園はいま、荒れています。毎年、造園業者さんにより手入れがされてはいますが、品種名札があちこちで失われていたり、枯れた珍種のあとをどこにでもあるような品種で穴埋めしたり。せっかく当初は多品種を集めながら、見本園的な役割は果たさなくなっています。花が咲けばなんでもいいだろう、ではあまりにも悲しい。
親になった久留米の世界つつじセンターには、母樹を保存し、増殖し、品種改良もする施設が整っています。植えておくだけでは経年で衰えていくのが明らかだからです。練馬には造園業者さんが多いのですから、バックヤードを整備して品種を保存するような努力をしないと、せっかくのつつじ園はさらに荒れていくのではないでしょうか。
7月30日「つどい」の記録
7月30日、猛暑の続くなかでしたが、日本共産党とよにし応援団の「つどい」を開催しました。総選挙東京28区に立候補予定・たかの直美さん、東京都議会議員・とや英津子さん、練馬区議会議員・のむら説さんにも参加していただきました。参加者を含めてそれぞれの共産党入党のいきさつを話していただき、会場からの質問もあって、充実した会合になりました。志位委員長の「入党の呼びかけ」を読み上げて「つどい」を終えました。
野村:25歳で入党し、25年になります。トレーラーの運転手でした。待ち時間が長いので、「しんぶん赤旗」を読んで共産党にのめり込みました。私は大学を卒業していましたが、トレーラーの運転手には学歴の少ない人があって、大学卒の自己肯定感が落ちました。日本共産党はいろいろな攻撃のある政党ですが、みんなの力で攻撃をはね返していく決意です。
たかの:まだ入党してから3年くらいしか経っていません。身の回りに共産党の知り合いがいない中で「赤旗」を読みフードバンクに参加したりして、綱領に未来社会があることを知りました。残りの人生を社会が前に進むようにしたいと思います。共産党は戦争反対を貫く、他の野党にはない魅力を持っています。党に入ると見える景色が違ってくるのです。
とや:いろいろな職人が出入りしている家庭で育ちました。職人さんは国民年金しかありません。なんでこんな社会になったのかと思いました。高校生になって沖縄に行き、基地を見ました。本土決戦の代償を払わざるをえないのはなぜか、この疑問に応えてくれたのが日本共産党でした。綱領を読んで政治の主人公が国民なんだということを知って感動しました。