おりおりの猫6

キューバ、サンタ・クララの猫。おまえは革命派か、軍事政権側か、と厳しい眼で問い質しているようです。下に敷いている新聞「フベントゥ・レベルデ」はキューバ共産主義青年同盟の機関紙。
サンタ・クララは首都ハバナから約300キロ東の町です。1958年12月にゲバラの率いる革命軍がバティスタ政権軍の装甲列車を襲撃して成功し、多くの武器を奪ってキューバ革命勝利への道を開いた場所。ゲバラの遺骨が眠る霊廟があり、巨大な銅像があります。
キューバで「老人と海」を書いたヘミングウェイも猫を溺愛したとか。